1986年度の展覧会

特別陳列
書画の名品
昭和61年4月6日〜5月25日
館蔵品の名品である日本の絵巻、古筆、墨蹟、経巻などのうち、指定品をふくめて観覧希望の多い書画の名品32点を集約し、工芸品6点とあわせて陳列した。
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常設展示
工芸 ー茶道具を中心にしてー
昭和61年6月1日〜7月27日
館蔵品の中から、茶道具を中心とした工芸品63点を展示した。
出陳作品一覧(PDF) 常設展示和鏡と漆器
昭和61年9月2日〜10月4日
館蔵の鏡鑑の中から選別し、日本の古代〜室町時代にいたる鏡の形や背面の装飾の変化などを観せ、また漆器など72点を展示した。
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特別展
注器
昭和61年10月10日〜12月7日
昭和59年に「盒」を標本として、中国を核とする東アジアにおける文化的要素の授受と、材質、製作法、用法などと工芸作品の関係を観る特別展を開催したが、今回も同じ視点のもとに、連綿と続き、諸域に広がりを見せる「注器」を例にとり、工芸史の諸問題を考えるべく展示を計画した。絵巻や洛中洛外の屏風、あるいは古画に描かれた酒宴、飲茶の情景に容器のありさまをさぐり、日用の薬鑵や急須の形姿、重さ、水切れなどと展示される遺品の機能を比較し、また、流麗な注口や柔らかくふくらんだ胴に、往昔の工人の技の冴えを見、時代の趣味を感取することをめざした。展示作品は212点。
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常設展示
中国の工芸
昭和61年12月14日〜昭和62年1月31日
中国の工芸品の中から、新石器時代の彩文土器をはじめ、歴代の陶磁器、漆器など、当館の所蔵する代表的な作品70点を選び陳列した。
出陳作品一覧(PDF) 常設展示源氏絵
昭和62年3月1日〜3月29日
毎年3月は源氏絵の陳列が恒例となり、前年度と同様に48面を陳列し、詞書の読み下しとともに源氏物語の内容にもわたる展示をおこなった。
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