1998年度の展覧会
特別陳列
書画の美
平成10年4月5日〜5月24日
第一次久保惣コレクションを主として、平安から江戸時代にかけての書跡と絵画を中心に、国宝、重要文化財を含む42点を前・後期に分けて陳列した。
常設展
茶の器 ー茶湯と煎茶ー
平成10年6月2日〜8月9日
日本と中国の陶磁器を中心として茶の湯と煎茶の器68点を展示した。
常設展中国近代絵画と工芸
平成10年9月6日〜10月11日
清時代末から中華民国初期にかけての絵画と、清時代の陶磁やガラスの器など34点を展示した。
特別展
蓬莱山 ー鶴・亀・松ー
平成10年10月18日〜11月23日
鶴亀松の各々、および三者を一組として表された、日本、朝鮮、中国の絵画と工芸品102点を展示し、蓬萊図様の成立を考察した。中国の蓬莱山信仰が古代の日本に伝わり、元来の蓬萊図には登場しない松と鶴の図様がかかわっていく様子を紹介した。日本の蓬萊図様を表した作品を中心に、鶴や亀を造形した作品や中国古代の神仏思想の影響をとどめた作品をとおして、不老長寿に寄せた人々の思いを汲みたいと試みた。
常設展
中国・日本の青銅鏡
平成10年12月8日〜平成11年1月31日
日本と中国の古代から近世にかけての青銅鏡と金属器81点を展示した。
常設展源氏絵
平成11年3月2日〜3月31日
土佐光吉筆「源氏物語手鑑」80面のうち訳50面と、日本の漆工芸品等12点を展示した。